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歯科通院で健康寿命が延びる!医療費が減る理由

歯科通院で健康寿命が延びる!医療費が減る理由

定期的に歯医者に通う人ほど健康寿命が長い!医療費が安くなる理由を解説|二宮町の歯科医師が解説

「歯医者は歯が痛くなってから行けばいい」 「定期検診にお金をかけるのはもったいない」 「年を取れば歯が悪くなるのは仕方ない」

 

——こう思っていませんか?

 

実は、定期的に歯科医院に通っている人ほど、健康寿命が長く、生涯の医療費も大幅に少ないことが、さまざまな研究で明らかになっています。

 

口の中の健康は、「お口だけの問題」ではありません。脳、心臓、肺、全身の健康に深く関わっているのです。

 

この記事では、二宮町のはら歯科クリニックが、定期的な歯科受診がなぜ健康寿命を延ばし、医療費を減らすのか、そのメカニズムをわかりやすくご説明します。

 

「健康寿命」とは何か

まず「健康寿命」という言葉を確認しておきましょう。

 

健康寿命とは、「介護を必要とせず、自立して健康的な日常生活を送れる期間」のことです。単に長生きするのではなく、元気に自分らしく生きられる期間を指します。

 

日本人の平均寿命と健康寿命には、男性で約9年、女性で約12年の開きがあります(厚生労働省調査)。この開きを縮めること、つまり「最後まで元気に生き続けること」が、健康な老後の大きな目標です。

 

そして、この健康寿命に大きく影響を与えているのが「口腔の健康」なのです。

 

定期的な歯科受診が健康寿命を延ばす5つの理由

理由1:認知症を予防する

歯の健康と認知症には、深い関係があることがわかっています。

 

歯が少ない方、あるいは噛む力が弱い方は、認知症の発症リスクが高くなることが複数の研究で示されています。九州大学の研究では、歯が19本以下の方は20本以上の方と比べて、認知症の発症リスクが約1.9倍高いという結果が報告されています。

 

なぜ歯と認知症が関係するのでしょうか。主な理由は次の通りです。よく噛むことで脳への血流が増加し、脳が活性化されます。噛む刺激が記憶に関わる海馬を活性化することも知られています。また、歯周病の炎症物質が血液を通じて脳に悪影響を及ぼす可能性が指摘されています。さらに、歯が少なくなると食事の質が落ち、栄養バランスが乱れることも認知機能の低下につながります。

 

定期的な歯科受診で歯と噛む力を維持することが、認知症予防の重要な一手になるのです。

理由2:心臓病・脳卒中のリスクを下げる

心疾患や脳卒中は、日本人の死因の上位を占める重大な疾患です。そして歯周病は、これらの発症リスクを高めることが明らかになっています。

 

歯周病の細菌や炎症性サイトカインが血流に乗って全身に広がると、動脈硬化を促進します。その結果、心臓病や脳卒中のリスクが上昇するとされています。

 

日本循環器学会のガイドラインにも、歯周病と心血管疾患の関連性が明記されており、定期的な歯科受診が推奨されています。定期検診でお口の炎症を抑えることは、心臓と血管を守ることにもつながります。

理由3:誤嚥性肺炎を防ぐ

誤嚥性肺炎は、高齢者の肺炎の約7割を占め、日本人の主要な死因の一つです。

 

お口の中の細菌が唾液や食べ物と一緒に気管・肺に入り込むことで起こります。口腔ケアが不十分だと、お口の中の細菌が増え、誤嚥性肺炎のリスクが高まります。

 

定期的な口腔ケアを受けているグループは、そうでないグループと比べて誤嚥性肺炎の発症率が約40%低下したという研究報告があります(厚生労働省老人保健健康増進等事業研究)。

 

定期的なクリーニングは、口腔内の細菌を減らし、誤嚥性肺炎から命を守ることにもつながるのです。

理由4:フレイル・サルコペニアを予防する

「フレイル」とは、加齢とともに身体や精神の機能が低下し、要介護状態に近づいている状態のことです。そのフレイルの入口として「オーラルフレイル(口腔機能の低下)」が近年注目されています。

 

オーラルフレイルの主な症状として、食べこぼしが増える、硬いものが食べにくくなる、むせやすくなる、発音がしにくくなるといったことが挙げられます。これらは歯の喪失や噛む力の低下から始まります。

 

噛めなくなると柔らかいものしか食べられなくなり、栄養が偏り、筋肉量が落ちます(サルコペニア)。筋肉が落ちると転倒・骨折のリスクが上がり、要介護状態へとつながっていきます。

 

厚生労働省の研究でも「オーラルフレイルはフレイル全体の入口であり、早期介入が重要」と指摘されており、定期的な歯科受診がフレイル予防に直結することが示されています。

理由5:栄養状態が良くなり体力が維持できる

歯がしっかりあり、よく噛めることは、食事から栄養を十分に摂取するための大前提です。

 

歯を失ったり義歯が合わなかったりして噛めなくなると、野菜・肉・魚など健康維持に必要な食材が食べにくくなります。柔らかい炭水化物中心の偏った食事になりやすく、低栄養・低たんぱく状態から免疫力が下がり、病気にかかりやすくなります。

 

「食べる力を守ること=生きる力を守ること」。定期的な歯科受診で歯を守ることは、栄養摂取を通じて全身の健康と体力の維持に大きく貢献します。

 

定期的な歯科受診で医療費が安くなる5つの理由

理由1:予防費用は治療費用の何分の一

まず純粋な歯科治療費の比較から見てみましょう。

 

3〜6ヶ月に1回の定期検診・クリーニングは、1回あたり3,000〜4,000円程度(保険診療)。年2〜4回通っても年間6,000〜16,000円程度で済みます。

 

一方、虫歯や歯周病が進行した場合の治療費はまったく異なります。根管治療(神経の治療)は1本あたり5,000〜10,000円程度、そこに被せ物をすれば追加で数千円〜数万円かかります。インプラントになると1本あたり30〜50万円(自費)、総義歯も自費であれば数十万円以上になることがあります。

 

歯を1本失いインプラントで補おうとすれば、定期検診数十年分を超えるコストになります。「予防にかけるお金は、治療費の何分の一どころか何十分の一」と言っても過言ではありません。

理由2:全身疾患の医療費を抑えられる

歯周病の管理ができていると、全身疾患の医療費も抑えられます。

 

歯周病と糖尿病は互いに悪化させ合う「双方向の関係」にあります(日本糖尿病学会・日本歯周病学会 合同委員会報告, 2020)。歯周病治療を行うことで血糖コントロール指標(HbA1c)が改善される場合があることが研究で示されており、糖尿病のコントロールが改善されると合併症の医療費も抑えられます。糖尿病の医療費は年間数十万円にのぼることもあります。

 

また、歯周病が心臓病・脳卒中リスクを高めることは先述の通りです。心臓の手術や脳卒中後のリハビリには数百万円規模の医療費がかかることもあります。口腔ケアでこれらのリスクを下げることは、長期的な医療費の削減に直結します。

理由3:誤嚥性肺炎の入院費用を防げる

誤嚥性肺炎による入院は1回あたり数十万円以上の医療費がかかる場合があります。高齢者では繰り返し入院するケースも多く、生涯を通じた医療費への影響は非常に大きくなります。

 

定期的な口腔ケアで誤嚥性肺炎のリスクを40%程度下げられることは前述の通りです。この予防効果が積み重なれば、高額な入院医療費を大幅に減らすことができます。

理由4:要介護状態を遅らせ介護費用を削減できる

歯の健康を維持し、要介護状態にならずに済めば、介護にかかる費用も大幅に削減できます。

 

在宅介護では月2〜10万円、施設入所では月10〜40万円(施設の種類・要介護度による)の費用がかかります。要介護状態になってからの平均期間は男性で約9年、女性で約12年と言われています。要介護状態を1年でも遅らせることで、数十万〜数百万円の介護費用を削減できる計算になります。

 

定期的な歯科受診でオーラルフレイルを予防し、フレイル・要介護状態を遅らせることは、大きな経済的メリットをもたらします。

理由5:高齢期の医療費に大きな差が生まれる

東北大学の研究チームによる調査では、歯が多く残っている高齢者ほど医療費・介護費が低い傾向があることが示されています。歯が少ない方の医療費は、20本以上歯が残っている方と比べて年間で数万円〜数十万円高くなるという報告もあります。

 

若いうちからの定期的な歯科受診が、老後の医療費・介護費を大きく左右するのです。

 

「8020」を達成した人の共通点

厚生労働省が推進する「8020運動」(80歳で20本以上の歯を残そう)。この目標を達成している方には共通点があります。若いうちから定期的に歯科検診に通っていること、フロスや歯間ブラシなどセルフケアを丁寧に行っていること、禁煙していること、バランスのよい食生活を送っていることなどです。

 

なかでも「定期的な歯科受診」は、最も大きな違いをもたらす要因の一つとして挙げられています。8020の達成者は、未達成者と比べて要介護状態になる割合が低く、健康寿命も長い傾向があることが報告されています。

 

今日から始めるべきこと

健康寿命を延ばし、医療費を抑えるために、今すぐできることを整理しましょう。

 

毎日のセルフケアとして、歯磨きを1回2〜3分丁寧に行うこと、フロス・歯間ブラシを毎日使うこと、フッ素入り歯磨き粉を活用すること、就寝前の飲食を控えることが基本となります。

 

そのうえで、3〜6ヶ月に1回の定期検診を習慣にしましょう。痛みがなくても定期的に受診することで、プロのクリーニングで取り切れない汚れを除去し、初期の問題を早期に発見・対応できます。ブラッシング指導を受けることで自宅ケアの質も高まります。

 

また、禁煙、糖分の多い飲食物を控える、バランスのよい食事といった生活習慣の見直しも、歯と全身の健康を守るうえで重要です。

 

はら歯科クリニックの取り組み

当院では「歯の治療をするだけの歯科医院」ではなく、「患者さまの健康寿命を延ばすパートナー」であることを目指しています。

 

予防を中心とした診療として、虫歯や歯周病を治すことはもちろん、そもそもかからないための予防に力を入れています。定期検診・クリーニング・フッ素塗布・ブラッシング指導など、予防メニューを充実させています。

 

また、口腔内だけでなく、患者さまの全身状態や生活習慣にも目を向けた診察を心がけています。糖尿病など全身疾患をお持ちの方は、かかりつけ内科と連携しながら安全に管理を進めます。

 

二宮駅北口から徒歩2分という便利な立地で、忙しい方でも無理なく通っていただける環境を整えています。

 

まとめ:歯科受診は最高の「健康投資」

定期的に歯医者に通うことは、単に歯の問題を防ぐだけでなく、あなたの人生全体にプラスの影響をもたらします。

 

健康寿命が延びる理由として、認知症のリスクを下げること、心臓病・脳卒中を予防すること、誤嚥性肺炎から命を守ること、フレイルを予防し自立した生活を保つこと、栄養状態が良くなり体力が維持できることが挙げられます。

 

医療費が安くなる理由として、予防費用は治療費の何分の一であること、全身疾患の医療費を抑えられること、誤嚥性肺炎の入院費用を防げること、要介護状態を遅らせ介護費用を削減できること、高齢期の医療費に大きな差が生まれることが挙げられます。

 

「歯医者は怖い」「お金がかかる」「時間がない」——そう感じる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、定期的な歯科受診にかかるコストと時間は、将来の膨大な医療費・介護費・失われた健康な時間と比べれば、本当に小さなものです。

 

今日の小さな習慣が、10年後・20年後のあなたの健康と人生の質を決めます。

 

二宮町のはら歯科クリニックでは、皆さまが最後まで元気に、自分らしく生きられるよう、口腔の健康を通じてサポートしていきます。定期検診のご予約、健康に関するご相談など、お気軽にお問い合わせください。

 

あなたの健康寿命を延ばす一歩を、今日から踏み出しましょう。

当院のホワイトニングについて

はら歯科クリニックでは、歯科衛生士によるオフィスホワイトニングを行っています。
痛みに配慮した施術で、自然な白さを目指します。

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