虫歯で痛い時冷やすことを念頭に
歯医者さんに行かなくてはいけない、分かっているけどついつい放置して、ついに痛くなってしまった。そんな経験がある人も少なくないと思います。そういう時に限って深夜だったり休日だったり。
では、歯医者さんに行くまでに少しでも痛みを和らげる方法についてご提案したいと思います。
ですが、あくまでもその場しのぎでしかありません。
虫歯が出来ている、お水や冷たいものがしみる、少しグラグラする…などの症状がある場合は出来るだけ早く歯科医院にて診てもらうことを勧めます。
歯が痛い時に自分で出来る対処法
歯が痛い時に自分で出来る対処法
患部をゆっくり冷やす
歯痛の主な原因は炎症による血液量の増加と神経への圧迫にあります。
ですので、まずはお水で冷やしたタオルもしくは氷などで冷やしたタオルで炎症を抑えてあげると良いでしょう。
辛くなければ、氷をお口の中に入れて患部に直接当てるのではなく、周囲を冷やすことも効果があると思います。
ただし、知覚過敏の方や抜歯後の痛みの場合には悪化することもあるので注意が必要です。
優しく口の中を綺麗にする
患部に食べ物などが付着していることで痛みを伴ってしまっている場合もあります。
その場合には刺激の少ない洗口液でゆっくり優しくうがいをしてお口の中を綺麗にしてあげることも大切です。
ない場合は薄めの塩水でも良いでしょう。
間違ってもアルコール入りの洗口液でうがいをするのはやめておきましょう。
お酒を呑んで紛らわす（NG)
たまにお酒を呑んでまぎらわした…なんて言う人もいますが、これは絶対にNGです。
一時的にマヒさせること（強い酔い）で痛みはしのげるかもしれませんが、その後にはさらに悪化することになります。
また、お風呂や運動なども血液の循環や血圧を上げるという点では避けたほうが宜しいでしょう。
結論：定期検診に行きましょう
結論的にはやはり痛くない時に歯医者さんに定期検診に行くことを勧めます。
歯のクリーニングも兼ねて行う定期検診は、虫歯の進行の早いお子さんは3ヶ月に1度程度、大人の方は長くて6ヶ月に1度は受診していただきたいと思います。
何か気になることがあれば、定期検診の時に聞いていただけるとお口の中も拝見できるので患者さまに合ったご説明が出来ると思います。