湘南にのみや・二宮駅前・歯科クリニック はら歯科クリニック

歯を失うと寿命が縮む?若いうちに知りたい歯の話

歯を失うと寿命が縮む?若いうちに知りたい歯の話

歯がないとどうなる?若いうちに知っておきたい歯と健康寿命の話

「歯なんて、最悪なくなったら入れ歯にすればいいでしょ?」 「おじいちゃんおばあちゃんになったら、みんな歯がなくなるものでしょ?」 「虫歯になったら治せばいいし、そんなに大事?」

——もし、こんなふうに思っているなら、ちょっとだけこの記事を読んでみてください。

実は、歯を失うことは「食べられなくなる」だけの問題ではありません。あなたの健康、見た目、そして寿命にまで影響するかもしれないのです。

今日は、二宮町のはら歯科クリニックが、「なぜ歯が必要なのか」「歯と健康寿命の関係」について、若い方にもわかりやすくお伝えします。


そもそも歯は何のためにある?

当たり前すぎて考えたことがないかもしれませんが、歯には大切な役割がたくさんあります。

1. 食べ物を噛む

これが一番わかりやすい役割ですね。歯があるから、肉も野菜もパンも、いろいろなものを食べられます。

「噛む」という動作は、食べ物を細かくして消化しやすくするだけでなく、唾液の分泌を促し、食べ物の味を感じやすくする効果もあります。

歯がなくなると、食べられるものが限られてきます。硬いもの、繊維質のものが食べにくくなり、自然と柔らかいものばかり選ぶようになります。

2. 発音を助ける

歯は、言葉を正しく発音するために欠かせません。

特に前歯がないと、「サ行」「タ行」などの発音が難しくなります。歯がなくなってから「しゃべりにくくなった」と感じる方は多いです。

3. 顔の形を保つ

歯は、顔の骨格や筋肉を支える役割もしています。

歯を失うと、顎の骨が少しずつ痩せていきます。すると、口元がくぼんだり、頬がこけたりして、顔の印象が大きく変わります。「急に老けた」と言われるのは、歯を失ったことが原因かもしれません。

4. 全身の健康を支える

これが、今日一番お伝えしたいことです。歯は全身の健康と深くつながっています。

詳しくは後ほど説明しますが、歯を失うことは、単に「食べにくくなる」だけでなく、全身のさまざまな病気のリスクを高めることがわかっています。


「入れ歯があるから大丈夫」は本当?

「歯がなくなっても入れ歯があるじゃん」——そう思うかもしれません。

確かに、入れ歯やインプラントなど、歯を失った後の選択肢はあります。当院でも、入れ歯の作製や調整を行っています。

でも、知っておいてほしいことがあります。

入れ歯は、自分の歯の代わりにはなれません。

入れ歯の噛む力は、自分の歯の20〜30%程度と言われています。つまり、自分の歯があったときの3分の1以下の力でしか噛めないのです。

硬いものが噛みにくい、食べ物の味や温度を感じにくい、違和感がある、外れやすい——入れ歯を使っている方から聞くお悩みは少なくありません。

もちろん、最新の入れ歯はかなり進化していますし、上手に使っている方もたくさんいます。でも、それでも「自分の歯に勝るものはない」というのが正直なところです。


歯と健康寿命の関係

ここからが本題です。歯を失うことと、健康寿命には深い関係があります。

健康寿命って何?

まず、「健康寿命」という言葉をご存じでしょうか。

健康寿命とは、「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」のことです。簡単に言うと、「元気に自分らしく生活できる期間」です。

日本人の平均寿命は男性約81歳、女性約87歳。でも、健康寿命は男性約72歳、女性約75歳。つまり、人生の最後の約10年間は、何らかの健康上の問題を抱えながら生活している人が多いのです。

できれば、最後まで元気でいたいですよね。そのカギの一つが、実は「歯」なのです。

歯の本数と健康寿命の関係

さまざまな研究で、「残っている歯の本数が多い人ほど、健康寿命が長い」ことがわかっています。

ある調査では、80歳で20本以上の歯がある人は、ほとんど歯がない人に比べて、要介護になるリスクが低いという結果が出ています。

歯が多く残っている人ほど、自分で食事ができ、外出ができ、社会とのつながりを持ち続けられる傾向があるのです。

なぜ歯が少ないと健康寿命が短くなるの?

歯を失うと、体にどんな影響があるのでしょうか。

① 栄養が偏る

歯がなくなると、硬いものや繊維質のものが食べにくくなります。肉、野菜、果物などが食べにくくなり、柔らかい炭水化物中心の食事に偏りがち。

その結果、タンパク質やビタミン、ミネラルが不足し、筋力の低下や免疫力の低下を招きます。

② 噛む回数が減る

よく噛むことは、脳への血流を増やし、認知機能を維持する効果があると言われています。

噛む回数が減ると、脳への刺激も減ります。実際に、歯が少ない人ほど認知症のリスクが高いという研究結果もあります。

③ 歯周病菌が全身に影響

歯を失う最大の原因は歯周病です。そして、歯周病菌は口の中だけにとどまりません。

歯周病菌が血流に乗って全身をめぐることで、糖尿病の悪化、心臓病、脳卒中、誤嚥性肺炎など、さまざまな病気のリスクを高めることがわかっています。

④ 外出や社会参加が減る

歯がないと、食事を楽しめない、人前で笑えない、話しにくいなど、生活の質が下がります。

外食を避けるようになったり、人に会うのが億劫になったり。社会とのつながりが減ると、心身の健康にも影響します。


「8020運動」って知ってる?

「8020(ハチマルニイマル)運動」という言葉を聞いたことはありますか?

これは、「80歳になっても20本以上の自分の歯を保とう」という運動です。20本以上の歯があれば、ほとんどの食べ物を噛んで食べることができると言われています。

この運動が始まった1989年当時、80歳で20本以上の歯がある人はわずか7%程度でした。しかし、歯科医療の進歩や予防意識の高まりにより、現在は50%以上の人が達成しています。

つまり、ちゃんとケアすれば、80歳になっても自分の歯を残せる時代なのです。


若いうちから歯を大切にすべき理由

「まだ若いから関係ない」と思うかもしれません。でも、歯の健康は若いうちからの積み重ねで決まります。

歯は一度失ったら戻らない

腕の骨を折っても、くっつけば元に戻ります。切り傷も、時間が経てば治ります。

でも、歯は違います。永久歯は一度失ったら、二度と生えてきません。

虫歯で削った部分も、元の歯に戻ることはありません。詰め物や被せ物で補うことはできますが、天然の歯とは違います。

20代・30代の習慣が将来を決める

80歳で何本の歯が残っているかは、20代・30代の過ごし方で大きく変わります。

若いうちから定期検診に通い、虫歯や歯周病を予防していれば、歯を失うリスクは大幅に下がります。逆に、「痛くなったら行けばいい」と放置していると、気づいたときには手遅れになることも。

歯周病は若い人にも多い

「歯周病はお年寄りの病気」と思っていませんか?

実は、20代でも約70%、30代では約80%の人に、軽度の歯周病の兆候があると言われています。若いうちは症状が軽いので気づきにくいですが、放置すると確実に進行します。

今のうちからケアを始めることが、将来の自分を守ることにつながります。


今日からできること

「歯を大切にしよう」と言われても、具体的に何をすればいいかわからないかもしれません。そこで、今日からできることをいくつかご紹介します。

毎日の歯磨きを丁寧に

基本中の基本ですが、毎日の歯磨きが一番大切です。食後に磨く、歯と歯ぐきの境目を意識する、歯間ブラシやフロスも使う。これだけで、虫歯と歯周病のリスクは大きく下がります。

定期検診に通う

歯医者は「痛くなってから行く」場所ではなく、「痛くならないために行く」場所です。

3〜6ヶ月に1回の定期検診で、虫歯や歯周病を早期発見・早期治療できます。将来の自分のために、今から習慣にしておきましょう。

生活習慣を見直す

タバコは歯周病の大きなリスク要因です。喫煙している方は、禁煙を検討してみてください。

また、甘いものの食べすぎや、だらだら食べる習慣も虫歯の原因になります。生活習慣を少し見直すだけで、歯の健康を守れます。


まとめ:歯は人生のパートナー

歯は、食べる、話す、笑う、そして健康でいるために欠かせない存在です。

  • 歯を失うと、食事、発音、見た目に影響が出る
  • 入れ歯では自分の歯の力を完全に補えない
  • 歯が少ない人ほど、健康寿命が短い傾向がある
  • 歯周病菌は全身の病気に影響する
  • 若いうちからのケアが、将来の歯を守る

「80歳で20本」を目指すかどうかは、今のあなたの行動にかかっています。

二宮町のはら歯科クリニックでは、若い方からシニアの方まで、すべての世代のお口の健康をサポートしています。「最近、歯医者に行っていないな」という方は、ぜひ一度検診にいらしてください。小田原・平塚・秦野からもアクセス便利。

あなたの歯は、あなたの人生のパートナー。大切にしていきましょう。

当院のホワイトニングについて

はら歯科クリニックでは、歯科衛生士によるオフィスホワイトニングを行っています。
痛みに配慮した施術で、自然な白さを目指します。

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